2025. 2. 1、2 手賀沼


【準備】

念願のツーリングキャンプをしたくて、Rakutenで、じ~っくり品定めしながら、少しづつグッズを買い揃えた。

まず、テント。
Naturehike NK-CL-20D-BL。とにかく、コンパクトに収まるところがとにかく良い(40cm×15cm、2kg 弱)。ただ、組み立てて、入ってみると、狭さを感じる。ソロキャンプ用なので、仕方ないが・・・。それでも、その狭さに慣れてくるもので、朝起きたときは、それほど窮屈感を感じなかった。

テントを担いで、旅をしよう!


次に、マット。
THERM-A-REST ZLITE SOL R 13267。これはいい。冬場2回使ったが、全然地面から熱を奪われなかった。

真冬の夜も快適に過ごせる!


寝袋。
NANGA(ナンガ) OL350DX AURORA light 350 DX。これも、保温性はばっちり。今回2月の冬場に使ったが、足元まで冷えることなく熟睡できた。羽毛が入っているので、すごく保温性がよい。そのくせ、パッキングすると、左のようにコンパクトになる。
ただ、羽毛であるがゆえに、お手入れをきちんとしないといけない。

真冬の野宿もこれで乗り切ろう!


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コンロ。
CAPTAIN STAG M-7901。コンパクトながら、火力は申し分ない。寒空の下で、しっかりと湯を沸かしてくれた。写真のガスカートリッジは連続2時間しか使えないので、使用時間に注意したい。

寒い朝も温かいコーヒーを飲もう!火力は抜群!


あと、その他もろもろの調理セット。網(15cm×15cm)、メスティン、直火可能なマグカップ、スポンジ、洗剤、オリーブオイル(なるべく小型)、チューブバター。湯たんぽ代わりに使う空き缶3個。

はみがきセット。

足掛け1年かけて(途中、交通事故に遭い、治療やらリハビリに専念した時期もあり・・・)準備を進め、ようやく、ツーリングキャンプに出掛ける手筈が整った。

【1日目】

  • 天候  ・・・晴
  • 距離  ・・・21.44km
  • 所要時間・・・3時間21分
  • 平均速度・・・6.3km/h

10:15 青田

コンビニにて。できるだけ荷物をコンパクトにしたかったが、結局、重さは30kgくらいになった。

11:36 我孫子市-根戸新田

1時間余りで、もう手賀沼湖畔につく(近!)。でも、人はまばら・・・車もまばら・・・

11:52 手賀沼公園

視界がすっとひらける。関東平野の奥まった内陸部の、70年前に造成された、住宅密集地に長年住む私にとって、チャリで1、2時間で走れる範囲に、こんな落ち着いたエリアがあるということは、ちょっと驚きだった。当然、近くにあることは知っていたし、車でも近くを走ったことがある。けれども、チャリで実際に来てみると、そのギャップを実感する。

12:16 我孫子市-若松

手賀沼沿いの散策路に面したカフェ。2月のよく晴れた日で、少し肌寒かったけど、貸りたブランケットを膝にかけるれば、それほど寒さを感じることはなかった。ここが、我孫子市街を貫く交通量の多い国道6号近くであることが信じられない。湖畔からの風が静かに流れていく、穏やかな風景が広がっていた。

我孫子よりむしろ、日本の景色ではない。なんだか、外国に来たような・・・

食後のコーヒーをいただく。もう、ずっといたい気持ち。

店内を撮らせてもらった。オーナーこだわりのアメリカンアンティークなアイテムが所狭しと並んでいる。日本の景色には感じれなかったのは、このアイテムたちのおかげかもしれない。

遊歩道沿いから見たカフェの外観。車道からは小さな入口しかなく、この外観を見ることができない。いかに、オーナーが車よりも遊歩道の人たちを大切にしているかを伺い知ることができる。

13:51 手賀の丘公園

今夜、宿泊するキャンプ場は、「RECAMP しょうなん」。ソロキャンプ素泊まりプラン 5,000円。フロントから、実際のサイトまで入り組んだところにあり、この施設オーナに親切に案内していただいた。ちなみに、このオーナー、脱サラして、趣味のアウトドアを仕事にしたよう。趣味が仕事というのは、なんともうらやましい。

ここがソロキャンプサイト。何もないところから・・・

ささっと組み立て。テントもソロサイズだから、組み立てはあっさり終わる。このあと、スーパーで買い出しをした。今夜の弁当とお酒、翌朝の食パン・ベーコンなど。ツーリングメインのキャンプだから、キャンプでは凝ったものを料理しない(荷物が重くなるからね・・・)。

18時頃。とても寒い。LEDランタン1個とコンロ1個で、乗り切る・・・

湯たんぽ代わりの空き缶に水を入れ、コンロで温める。今回は3本温めて、寝袋の足元に入れた。羽毛の寝袋の中だと、なかなか冷えなくて、重宝した。

カップ酒を熱燗にして飲むというもくろみ。惣菜弁当と熱燗が今夜の夕食。コンロがあるのに、こんな使い方しかできてない・・・

【2日目】

7:55 手賀の丘公園

今日は、昨日と真逆な気候、寒い強雨。関東山間部は雪にもなっているようだ。ただ、昼前には止むらしい。ということで、できるだけ、寝袋のなかでもぞもぞして時間稼ぎをする。テントに当たる雨音を聞きながら、単行本を読んでみたりする。で、8時前になり、ようやく朝食準備をする。強雨は続いていたので、食器洗い場で、朝食づくりをすることにした。
網に油をひき、パンを焼いた。コンロの直火の調節が難しく、即座に焦げ目がついてしまった。

ベーコンも網に載せて焼いたが、こちらも、コンロの直火は強烈らしく、すぐに焦げ目がついた。パンにチューブバターを塗り、ベーコンを載せて、完成(本当は目玉焼きも載せたかったが、卵1個売りはしていなかったので、断念。スーパーの卵は大体パック売りが基本だからね・・・)。

直火可能なコップで湯を沸かし、コーヒースティックを入れれば、コーヒーのできあがり。どんなに味気ないキャンプ飯だったとしても、朝のコーヒーは外せない。

朝の様子。写真ではわかりにくいけど、結構大粒の雨粒が落ちてきている。合羽着て、雨の中の撤収作業。

1時間30分かけて、撤収完了。テントを敷いていたところだけが、乾いた落ち葉になっている。

10時をまわっても、雨が止む気配がなく・・・仕方ないので、チェックアウト11時まで、フロント2階で待たせてもらう。このフロアを掃除していたおじさんと世間話しながら、時間をつぶす。

11:19 我孫子市-岡発度新田

ただただ寒い、手賀沼沿いの遊歩道。

小さい沼だから、対岸が見える。

11:30 我孫子市-高野山新田

突然、白鳥と遭遇!!近くでバードウォッチングしている方に聞いてみると、何かのきっかけで、住みついたようだ。手前の看板との組み合わせがシュールだ。

農家の方も困っているんだろうな。

11:43 手賀沼親水広場

街角に俳句が並んでいる場面に遭遇するのは珍しい。我孫子は俳句ゆかりの地なのか・・・?(30年前、愛媛・松山城を登った時以来である。松山は、詩人正岡子規の生誕地である。)

12:08 我孫子新田

この地域では人気のパン屋で、ゆっくり昼食。雨はようやく止んだ。水たまりを避けて、ゆっくり、自宅に戻る。