2024. 5.18、19 西伊豆チャリ回収


  • 天候   ・・・ 晴
  • 距離   ・・・ 240km
  • 所要時間 ・・・ 9時間18分
  • 平均速度 ・・・ 25km/h

【前日】

前回のツーリングは、私の無謀なツーリングにより、事故に遭うという、最悪な結果になった。1月の事故から5ヶ月、季節はすっかり初夏を感じさせる陽気に、体も、完全に回復したわけではないが、7割がた回復し、日常生活に困らないレベルまで回復した。しかし、大事な仕事が残っていた・・・それは、旅館に預けていた自転車を回収すること・・・今回はその旅である・・・
片道6時間の車旅に誰も付き合ってくれる人もおらず・・・
ということで、高校時代聴き倒したユーミンの曲をお供に連れていくことにした。これをiphoneに入れて・・・

【1日目】

10:27 港北PA下り

朝、8:30頃、北関東の自宅を出発したが、首都高都心環状線と東名横浜町田IC付近の事故渋滞2回くらい、早くも2時間遅れに陥る。GWも終わったことだし、渋滞なんて無いだろうと高を括っていたが、どっこいそんなことは無かった・・・(ちなみにだが、翌日の戻りも、この付近の渋滞に巻き込まれ、帰宅時間が数時間遅れた・・・渋滞を避けるコツは、いかに早く首都圏を脱出し、いかに早く首都圏に入り込むか、ということですね・・・)

最近は、SAやPAに、おなじみの店が入っているので、安心して買い物ができる・・・

12:11 海老名SA下り

東名川崎からここまで、のろのろ渋滞で、ようやくSAに着く。クルマ旅って、意外と快適じゃないのね・・・と思いつつ、腹ごしらえをしようとレストランを探す・・・

お昼は、こちらにした・・・

このSAで、なんとヒッチハイカー2人組(しかも、女性)を見つけた。ヒッチハイクなんて死語だと思っていたが、死後どころか、脈々と若者に受け継がれていることに驚きだった。交渉の上、海老名SA→足柄SAまで乗せることにした。
なんでも、大学生でこの週末に三重まで観光に行くそうだ。ヒッチハイクしている理由は、度胸が付くし、色々な人たちと話ができるからとのことだ。出身地の話、実家の話、大学生活の話をしながら、あっという間に足柄SAに着いた。短い時間だったけど、この旅を彩る楽しい時間だった。そして、アクティブに、自分を磨きこんでいく彼女たちを見て、羨ましいと思った。

13:41 足柄SA

彼女たちを下ろして、記念撮影。

こちらが、足柄SA。

16:38 西伊豆町 仁科

さぁ、急峻な海岸線が目に入ってきた。道が狭く急こう配、眼下には数10メートル下に、岩礁に打ち砕かれる波しぶきが見える。西伊豆らしい、風景だ。
本当は、沢田公園露天風呂黄金崎に立ち寄るプランだったが、首都圏のひどい交通渋滞で全て立ち寄れず、ひたすら雲見温泉をめざした。

16:54 松崎町 岩地

松崎町に入る。それにしても、よくこんなところを自転車で走っていたなと思う。そういえば、今日は、さほど暑くもなく寒くもなく、微風であり、チャリツーリングにはもってこいのコンディションだが、チャリダーを見かけない・・・そもそも、西伊豆地域は、チャリダーには走りづらく、人気がないのか・・・

陽がゆっくり沈んでいく。

17:52 浜道楽(松崎町 雲見)

松崎町雲見温泉。名前が良いよね、雲を見るで「雲見」。地名の由来を知りたいと思った。
宿に到着。そう、こちらの旅館に自転車を預かっていただいていた。

到着すると、一息ついてから、すぐさま、自転車を車に積み込む。フロントのハブ部分が破損していて事故の生々しい傷跡が付いているが、それ以外は、それほど傷んでいない。


部屋から、海を臨む。富士山が霞んで見える。

夕食はこのような感じ。宿の主人自ら漁に出て、水揚げした魚介類を食膳にだしていただいているそう。

【2日目】

  • 天候 ・・・ 小雨
  • 距離 ・・・ 270.19km
  • 所要時間・・ 11時間34分
  • 平均速度・・ 23.35km/h

7:18 浜道楽(松崎町 雲見)

引き続き、雲見温泉郷。山側を望む。海へと一直線に伸びる川床の浅い川が集落を貫いている。

海岸に出てみる。昨日はよく見えた富士山が今日は雨模様のため、よく見えない。天候に恵まれないことは出発前からわかっていたことだが、つい晴れていたらな・・・と考えてしまう。

浜道楽外観。塩害がひどくて、新車もすぐだめになるそうだ。

朝食も、海の幸。魚尽くし。

愛車 in 雲見温泉。今日もこれから10時間以上かけて、自宅に戻る・・・

9:50 小浦五十鈴川美術館

小浦五十鈴川美術館に着く。

こちらは、1月の暴風吹き荒れる中、道を尋ねるついでにお昼を頂いたお宅である。普通のご自宅と思いきや、アトリエ・美術館を営まれているお宅で、数十年無味乾燥な会社員生活している私にとって、新鮮な世界だった。
潮騒を聞きながら、緑茶と茶菓子を頂きつつ、1月の事故の話(大変驚かれていたが)や南伊豆の創作等々について、他愛のない会話をした。
ちなみに、左は茶室である。今は亡きご主人と、京都府大山崎町の待庵(千利休が唯一残したと言われる茶室)を見学され、それを参考に茶室を設けられたとのこと。なんか、スケールが違う・・・

茶室の中にも、絵画がかかげられている。

こちらは、美術館の中のようす。

品よく、花が生けられている。

美術館全景。すぐ後ろは、波打ち際だった。

12:41 道の駅 天城越え

道の駅 天城越えに着く。

やはり、わさびが有名・・・

ということで、わさびソフトクリームを頼むと、ソフトクリームにそのままわさびが乗っている・・・これは、いけるのか???と思いながら、わさびとソフトクリームを食べたが、やはりダメだった・・・普通に鼻につーんと来た・・・

わさびソフトクリームを売っている店は2つあり、もう一方の店がこちら。店のイラストを見てみると、全体的にわさび色している。たぶん、こちらのほうがおいしいと思う・・・

16:08 足柄SA

足柄SAのスターバックスにて。疲れていたので、もう冒険する余力もなく、いつものチェーン店に入った。
このあと、東名川崎あたりまで順調にこれたが、首都高入る手前や入った後、自然渋滞や事故渋滞に幾つも見舞われ、結局20時ころ、自宅に着いたのだった・・・